ツインレイ女性の本音

ツインレイ女性の本音①〜ツインレイ男性と出逢った私の心の中〜

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こんにちは。クロエです。

 

今回は、ツインレイ・プロセスを歩むとある女性の目線で、ツインレイ男性と出逢った際の心模様についてお伝えします。

 

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魂の対の相手との出逢い

私は、2012年の春に、ツインレイとしか思えない男性と出逢った。

 

でも、ツインレイとか、魂とか、そういったスピリチュアルな知識が私には全くなくて、この不思議な関係が何を意味しているのか、何年もずっとわからないままだった。

 

普通の恋愛とはどこかが違う、普通の恋愛にしようとすると何かがずれる、という違和感だけはずっとあって、親友にその感覚を話すと、「魂の繋がりとか、前世からの繋がりとか、なんかそういう感じでしょう」と言われた。

 

魂?

 

魂ってどういうこと?

 

でもそれかも?

 

と、初めて違和感の正体に近づいたのが、出逢いから2年ほど経った2014年頃だった。

 

でも、親友はただ感覚が鋭いだけで、私同様、スピリチュアルな知識があったわけではなく、私が『ツインレイ』という概念をはっきりと知るのは、そこからさらに4年ほど経過した、2018年にならんとする大晦日の夜だった。

 

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ツインレイという概念に出逢った冬

2017年が終わりを迎えようとしていたその日、私は大掃除を終えて綺麗になった部屋で、一人、スマホの画面を睨んでいた。

 

私が怪訝な顔で覗きこんでいた画面には、『ツインレイのプロセス』について詳細に書かれた記事が表示されている。

 

一年前に、突然連絡を返さなくなった彼のことが、どうしてここに書かれてあるのか、理解できない想いで一杯だった。

 

“ツインレイの特徴”、“魂”、“高次元の存在”、“霊性開花”、“プロセス”、“サイレント期間”……

 

そこでは、意味不明な言葉たちが、彼と出逢った後に起こった私の不思議な経験を、見事に体系化していた。

 

彼と出逢ってからこの情報に辿り着くまでの6年間、一体どれだけ不思議な経験をしてきたか、その記憶と疑問がなければ、こんな話、到底受け入れることができなかっただろう。

 

スピリチュアルな知識がほぼゼロに近い私にとって、それはとても一晩で読み切れる情報量ではなかったけれど、大晦日だったこともあって、私は夜通し、これまでの疑問が解消されるような情報を読み進め、さらに、これから自分に起こるかもしれない知識を、頭に詰め込んだ。

 

2018年、最初の朝を迎えた時には、昨晩までの自分とは、全くの別人になったような気持ちになっていた。

 

ツインレイ?

 

その、妙にキラキラした言葉の響きに、かなりの抵抗感を覚えながらも、私が感覚的に感じ取っていたことには、全て名前があり、しっかりと体系化されていたのだと知って、衝撃を覚えた。

 

それは、私のような不思議な経験をしている人が、世の中には大勢いるということと、彼のような奇怪な行動を起こす人が、他にもたくさん存在するということを示していた。

 

そんなこと、あるの…?と、私は、簡単には受け入れがたい内容に困惑しながらも、現実と夢が交差していくような感覚を受け入れ始めていた。

 

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不思議な夢の数々と音信不通の日々

私は、彼と出逢ってから、不思議な夢ばかり見るようになっていた。

 

彼の夢に関しては、異常なほど変な夢だったけれど、それ以外にも、寝ているのか起きているのかわからないほどにリアルな夢を、頻繁に見ていた。

 

夢の中で聞いたことが現実に起こったり、芸能ニュースやスポーツの結果、重大ニュースなどが、眠っている間に私の意識内に飛び込んで来てしまう。

 

何でこんな人が私の夢に出てくるの?と思いながら目を覚まし、寝ぼけたまま携帯でニュースを開くと、その情報がアップされているということがたびたび起こって、「ということは、連絡がつかなくなっている彼の夢も、現実なの?」という答えの出ない疑問が、いつも私につきまとっていた。

 

その答えをもらいたくても、彼は私の連絡に全く無反応で、もうつらくて、考えるのを放棄したかった。

 

それなのに、もう考えたくないのに、夢に見てしまう。

 

きっと彼は、今この土地で仕事をしているのだろうとわかるような夢が、しょっちゅう私の睡眠を妨害した。

 

彼の仕事柄、ネット上で事実関係を確認できることもあった。

 

でも、彼と私のLINEのページは、私のメッセージが右側に連なっているだけ。

 

彼と出逢って、連絡が途絶えるまでの4年半の間に起こった奇跡のような幸せの数々が、今の既読さえつかないLINEの画面を、さらにむなしくする。

 

あの幸せな時間は、一体何だったの。

 

今のこの状態は、一体どういうことなの。

 

人の心をこれだけ奪っておいて突然いなくなるって、そんなのありなの?

 

せめて何か言ってほしい。

 

表面上はそう思っていても、これが必然という気持ちになるのは、なぜだろう。

 

彼に向かってメッセージを作ろうとすると、なぜか「本当の愛のためにこうなっているんだよね」という言葉が舞い降りてくる。

 

本当の愛?

 

それって何のこと?

 

表面上の自分は、さっぱりわけがわからないと思っている。

 

それとは裏腹に、わからないフリをしているだけなのも知っている。

 

でも、思うように進展しない恋にじれったさを感じながら、ついには連絡がつかなくなったのに、なぜか二人の繋がりが途絶えないような感覚に、ただただ苛立ちが募る日々。

 

この矛盾から逃れたくて、ひたすら仕事をいれて、大晦日とお正月しか休みがないほどのハードスケジュールに自分を追い込んでみても、むなしさと無気力感が抜けず、疲労が溜まって行くだけ。

 

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全てが繋がった秋の日

そんな日々を一年ほど過ごし、むなしさも限界に達しようとしていた2017年の秋、風の便りが届くみたいに、ツインレイについての話が、私のもとに舞い込んで来た。

 

ある日突然、「魂の対の相手って、いますか?」と神妙な顔つきで私に聞いてきたのは、年下の女の子だった。

 

私は瞬時に彼のことを思い浮かべた。

 

魂の対の相手って何のこと?という疑問よりも、当然のように、それは彼のことだ、と直感的に反応していた。

 

彼女は、陰と陽の関係を、太極図を描きながら説明し始めた。

 

私はその話を、何時間も、ただ黙って聞いていた。

 

一人になってから、ツインレイについて少し検索してみたけれど、何だか性に合わない世界観のブログが色々出てきて、拒否感が沸き上がり、忙しいこともあって、深く追究しなかった。

 

でも時間が経つにつれて、“魂の対の相手”という言葉が、心に強く食い込んでくる。

 

私はスルーしたい想いを抱えながらも、時間がたっぷりとれる大晦日の夜を待って、真面目に検索することにした。

 

そしてそこで、私と同じ経験を持つ人の話を、幾つも見つけることになった。

 

“霊性開花が起こらなければ、それはツインレイではない”という文章に、私は緊張を覚えた。

 

私に起こるのは、やたらと変な夢を見るということだけ。

 

霊性開花がどんなものか上手く想像できなくて、なぜか心拍数が上がって行く自分が不思議だった。

 

私は、自分と彼がツインレイという関係であってほしいと願っているということか。

 

いつの間にか、その証拠を見つけようと、躍起になっていた。

 

“ツインレイと出逢った女性は高次元との繋がりが開かれる。そして光の意識に目醒めることが、このプロセスの目的だ”

 

私には、その文章を理解できるだけの知識がなかったけれど、なぜかとても説得力を感じた。

 

高次元が何なのか、光の意識が何なのか、私には全然わからないのに、なぜか、これが私の生まれてきた意味であり、私と彼の向かう方向だと、確信のようなものが沸いてきた。

 

彼が私に言っていたこと、彼の中に私が感じ取っていたことの全てが、“魂の繋がり”という一言に集約されていた。

 

彼が今沈黙を貫いていることも、私が沈黙している彼のことを夢でわかってしまう感覚も、これまで起こった出来事も、彼と出逢う前に経験してきたたくさんの出来事も、全てが同じ方向を向いていたということが、クリアに見えてきた。

 

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諦めに似た決意

この数日後から、私に、これまでとは比べ物にならないほどの摩訶不思議な現象が起こり始める。

 

それがエネルギーの覚醒だったと、今なら理解できるけれど、当時はヤバイ世界に迷いこんだような気持ちで一杯だった。

 

普通の恋愛とは何かが違うと、勘付いてはいたけれど、本当にこっちの世界の話だったと私が言ったら、彼はどんな反応をするだろう?

 

あの人はこの感覚に、本当について来れるのだろうか?と、そういう話を毛嫌いしそうな彼を思って、ちょっと可笑しくなった。

 

今考えると、彼の方が私よりずっと、魂の繋がりに確信を持っていたのに、出逢った頃の私には、どこかそれをスルーしたいような気持ちがあったと思う。

 

そうした態度が、彼を傷つけてしまったこともあるだろう。

 

あの頃は、その方向に進んで本当に大丈夫か、自信がなかった。

 

彼は今でも私のことを想ってくれているのか、もしそんな風に思っているのが私だけだったらどうしようと、立ち往生するような不安が何度もこみ上げた。

 

それでも、魂の繋がりという話に辿り着いた今、それを受け入れる以外、もう選択肢はなかった。

 

私にとってこの話を受け入れることは、まるでこの世の掟全てを覆すほどの、大罪を犯すような感覚だった。

 

彼に無視されることがあまりにつらくて、彼のことを忘れてしまいたかった。

 

でも忘れようとしたら、そんな程度の話じゃないんだよと、大波にさらわれてしまった。

 

忘れたくても、消し去ってしまおうとしても、全くそれが叶わない。

 

だったらもう、引き返すことのできない方向に、旅立つしかないんだろうなと、諦めに似た決意があった。

 

私を無視していても、彼は私と同じ方向に進んでいると、心のどこかで信頼していた。

 

この道の向こうで、きっと、また出逢える時がやってくるんだろうなと、漠然と未来を思い描くことができた。

 

その信頼に身を委ねることが、なぜこんなにも苦しいのかわからなかったけれど、信頼に身を委ねることが、光の意識だったんだと、今ならわかる。

 

あの頃、恐怖に立ち往生しながらも、前に進むことをやめなかった自分がいたから、また彼と再会することができたのだと、今、振り返っていて思った。

 

(続く)

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