ツインレイ男性の告白

ツインレイ男性の告白⑥〜僕が心の鎧を脱ぎ捨てた時〜

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こんにちは。

 

今回も、ツインレイと出逢った『とある男』の話を聞いてやってください。

 

今回は、逃げ続けた男が『心の鎧』を脱ぎ捨てる時ってどんな時?という内容について詳しくお伝えしたいと思います。

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僕が彼女に感じていたこと

確かに、僕は鋼鉄の鎧を被っていました。

 

被っている自覚は存分にありました。

 

でもその話の前に、ちょっと彼女のことを語らせてください。

 

『心の鎧』という言葉を聞いて、初めに僕の心に思い浮かんだのは、彼女のことでした。

 

彼女に出逢ったばかりの頃、僕は彼女に対してこの言葉を使ったことがあるんです。

 

僕たち二人は、共通の仕事を通して出逢ったので、最初、僕は仕事モードの彼女しか知りませんでした。

 

仕事中の彼女は、その華奢な身体からは想像もできないほどの強い輝きを放っていて、僕はそれを、彼女の『強さ』として感じたんですね。

 

大人っぽさとか、自立した雰囲気とか、インディペンデンスな感じというか。

 

誰かにべたべたしなくても、一人で判断して動ける機敏さみたいなものを、彼女から感じていたんです。

 

でも、二人きりで話してみると、彼女はびっくりするぐらいかわいらしくて、表情も、言葉使いも、仕草も、仕事をしている時とは全然違ったんです。

 

仕事中の彼女とのギャップに驚いて、「鎧を脱いだあなたはこんなにかわいらしんですね」と言ったら、「当たり前でしょ」と笑われてしまった。

 

…ということを思い出しました、というだけでした。スミマセン。

 

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心の鎧を被っていた理由

では本題に入ります。

 

僕が心の鎧を被っていたのは、きっと、自分の中にものすごく傷つきやすい面を持っていたからだと思います。

 

その鎧を被っていると、他人に対して、本気で笑うことも、本気で怒ることも、できませんでした。

 

自分の本音を、外にさらけ出すのが怖かったんです。

 

自分の感情の起伏があまりに激しくて、外に出さないようにすることでしか、自分をコントロールできなくなっていたんですね。

 

そうやって感情をコントロールできることが、『大人』なんだと、表面上、そう思うことにしていました。

 

心の底では、そんなものが大人であってたまるか、と叫んでいる自分がいることも知っていたけれど、その叫びは誰かに届くこともなく、仕事の中に反映されるようになっていきました。

 

僕の叫びが、いつか誰かに届くはずだと思って、僕はずっと仕事をしてきたけど、同時に、「お前らなんかにわかってたまるか」と、毛を逆立てている自分も同時に存在していて、だからこそ、その矛盾を隠すためにも、僕には分厚い鋼鉄の鎧が必要だったんです。

 

だって、「誰かわかって」って言いながら、「わかられてたまるか」って言っていたら、誰とも友達になれないじゃないですか。

 

だから、その本音を隠すために、仮面と鎧が必要だったんです。

 

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丸裸になった僕の本音

でも彼女に出逢うと、僕の鋼鉄の鎧が、いつの間にか透明になっているのかと思いました。

 

あれ?俺、透けてる?って不安になるほど、彼女は、誰も届かなかった僕の本音に、軽々と到達していました。

 

彼女の前では、どの仮面をつけても全然効果がなくて、むしろ、鎧とか仮面とか、そういうものを必要としている自分がバカみたいに思えて、じゃあ、外していいってこと?と思ったんです。

 

でも、やっぱり、鎧とか仮面を外したら、僕は傷だらけになりました。

 

僕が何を言っても、彼女に拒否されている気がして、僕は彼女に心を閉ざすようになりました。

 

今思うと、彼女は僕を拒否していたのではなくて、執着とか、甘えとか、嫉妬心とか、そういうエゴの部分じゃない世界で話がしたい、という事が言いたかったんだとわかるのですが、当時は、僕の中にあるごちゃごちゃとした弱さそのものが、全て拒絶されている気がして、傷ついてしまいました。

 

彼女に鎧が効かないことはわかっていたから、結局、僕は彼女から離れて行きました。

 

これ以上近づいたら、彼女に嫌われてしまう、と思ったんです。

 

そして、僕はこの鎧を外す勇気を持つために、色々な困難に挑戦しようと思ったけれど、鎧を脱ぐどころか、疲弊していくばっかりで、もう仮面も鎧も、ボロボロでした。

 

ボロボロの僕を救うためか何かわかりませんが、長いサイレント期間が終わって、彼女との再会が訪れた時、僕は彼女に嫌われないように、びくびくしながら、距離を保って接していました。

 

彼女には被っても無駄だとわかっていながら、透明な鎧を着け続けていたんですね。

 

でも、やっぱり、彼女に対して鎧を着ける自分が嫌でした。

 

これを脱ぎ捨てたい、という想いがありました。

 

本音で彼女と向き合いたい、と。

 

でも、なかなかできませんでした。

 

なんでだよって、自分でも思います。

 

でも彼女が僕に近づこうとすると、傷つくことを恐れて逃げ出しそうになる自分がまだ燻っていて、再び連絡が取れるようになった後も、僕は一歩を踏み出す勇気を持てずにいました。

 

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きっかけとなった不思議な夢

そんなどうしようもない僕が、変わるきっかけとなったのは、夢でした。

 

僕は、夢なんてほとんど覚えていない人間だったんですが、ある時、一週間続けて、起きてからも思い出せるほどに鮮明な夢を見ました。

 

それは、全部、悪夢でした。

 

初めは、歯が全部抜け落ちる夢を見たんです。

 

歯茎ごと、ばさー!って、全部、雪崩みたいに崩れ落ちたんです。

 

びっくりして飛び起きて、歯がちゃんと揃っているか確認しましたよ。それぐらい、リアルだったんです。

 

次の日は、部屋のスピーカーから、お経が流れてくる夢でした。

 

部屋の中は暗くて、なんだか呪われそうな雰囲気の、いやーな声が不気味に響き渡っているような夢で、起きてからも、ちょっとそわそわして落ち着かない感じでした。

 

その次は、もっと具体的な内容のある夢でした。

 

彼女が僕の目の前にいて、僕は彼女にバイオリンを弾いているんです。

 

実際にはバイオリンなんて弾けませんよ、でも夢の中では彼女にバイオリンを弾いて聴かせているんです。

 

そのうちだんだん、演奏が上手く行かなくなってきて、なんでだろう?と焦っていたら、急にバイオリンの弦がパシン!って、すごい衝撃音を放って切れたんです。

 

僕はその衝撃で目を覚ましました。

 

起きたら心臓がドクンドクン波打っていて、まさに怖い夢を見た!という感じでした。

 

3日間続くと、鈍い僕でも、さすがに何か嫌な予感がしますよね。

 

でもどうして良いかわかりませんでした。夢はただの夢だと思いたかったし、夢占いとか検索するのもちょっと嫌だったし。

 

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夢が伝える"ただ事ではない"というメッセージ

その後も、コップが砕ける夢とか、明らかに嫌な雰囲気の夢を幾つか見て、一週間目に、二つの悪夢を立て続けに見ました。

 

僕は彼女と飛行機の中にいました。

 

すると、飛行機がアクロバット飛行みたいに、上下に揺れ始めたんです。

 

墜落する!と思った瞬間に目が覚めました。

 

時計を見るとまだ夜中で、眠ってから一時間ほどしか経過していませんでした。

 

どうしてこんな夢ばかり見るんだろう、彼女の身に何か起こるということだろうか?と考えながら再び眠りにつくと、今度は朝方に、船に乗っている夢を見ました。

 

豪華客船のような大きな船に、僕はやはり彼女と一緒に乗っていて、周囲にたくさん人がいました。

 

周囲の人々は、「このままで大丈夫?」とか、「やばいんじゃない?」とか、妙に落ち着いた口調で気味の悪いことを言っていて、僕はそれを、「何の話だろう?」と思っていると、突然、船が沈没し始めました。

 

海水が足元に浸水してきて、あたふたしている所で目が覚めました。

 

本当に足元が濡れたと思うくらいリアルで、今でもありありと思い出すことができます。

 

それで、僕は、ついに夢を検索してみたんです。

 

そしたら全部、「このままでは全てが上手くいかなくなりますよ」という意味の、警告夢だと判明しました。

 

人間関係のトラブルに注意しましょうとか、運気の低下を表しているとか、このままではあなたの願いは叶いませんとか、嫌なことばっかり書いてありました。

 

以前の僕だったら、そんな、たかが夢になんて振り回されてたまるか、と思ったとはずです。

 

でも、彼女は、いつも夢の話をしていました。

 

こんな夢を見たらこんなことが起こったとか、僕の状況を言い当てるような夢だったりとか、夢はただの夢じゃないんじゃないか?と思うようなことをいつも言っていましたが、僕は、自分にそんな経験がないから、いまひとつ実感が沸かないままだったんですね。

 

でも、この一週間の悪夢のオンパレードによって、彼女の感覚がわかったんです。

 

これは、ただ事ではない、と。

 

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夢を通して気付いたこと

願いが叶わないってどういうことだろう?と僕は真剣に考えました。

 

願いって言われても、そんなの、彼女と一緒に生きて行きたいってことぐらいしか思いつきません。

 

ということは、彼女と一緒に生きて行く夢が、このままでは永遠に失われるということ?という焦りが、初めて生まれました。

 

まさか、自分が夢を信頼して行動を起こす日が来るなんて、それこそ夢にも思いませんでした。

 

それで、僕は、ついに鎧と仮面を全部脱ぎ捨てて、傷つこうが、ボロボロになろうが、それよりも彼女を永遠に失う方が嫌だ、という結論に辿り着いたわけです。

 

こういうのって、直感を信頼するということなんでしょうか。

 

もう、このタイミングを逃したら、永遠に希望を失う、という焦りがありました。

 

結論を出してみると、どうしてそれまでずっと、傷つくことを恐れて行動しなかったんだろう?と自分が不思議になります。

 

傷つくことが死ぬほど怖いなんて、自己憐憫に浸っていただけなんですよね。

 

でもその頃は、傷つくということが何よりも嫌でした。

 

それが、僕の越えるべきハードルだったんですね。

 

今回も、僕の話を読んでくださってありがとうございました。

 

よかったら、また聞いてやってください。

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