ツインレイ男性の告白

ツインレイ男性の告白②~サイレント期間中の壮絶な僕の気持ち~

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皆さん、こんにちは。

 

今回も、ツインレイと出逢った『とある男』のどうしようもない話を聞いてやってください。

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サイレント期間中の僕

今だから言えますが、僕が巷でサイレント期間と呼ばれている状態にいる時は、はっきり言って地獄でした。

 

女性側から見たら『サイレント』になっているようにしか見えないのかもしれませんが、僕にしてみたら単なる『封印』です。

 

彼女と出逢ってしばらくしてから、これまで押し込めてきた闇が、何もかもいっぺんに雪崩のように押し寄せてくる時期を迎えました。

 

立っているだけで精いっぱい、生きているのが嘘のよう、いっそのこと潰れて死んでいれば楽だったのにと思うような現実が次々と僕を襲ったんです。

 

今思うと、襲われたのではなく、自分が過去に築いてきたものの清算と大掃除を迫られていただけなのに、あの頃の僕にはそれが理解できませんでした。

 

単なる逃げです。

 

余裕というものがなくなっていました。

 

それまで築いてきた何もかもが、実は雪像みたいなものだったんです。

 

冬の世界では雪でできた城も成り立っていましたが、暖かさや光が強くなると、全てが嘘のように溶け出してしまいました。

 

彼女との出逢いによって、冬の時代は終わってしまったんですね。

 

でも当時の僕には何が起こっているのか把握することもできず、状況に対処するのに精いっぱいで、その上「何でこんなことが起こるんだ!」と自分の感情に振り回されて、イライラとやり場のない憤りをまき散らす自分に対して、さらに落ち込むことになりました。

 

彼女との出逢いに有頂天になっているからこんなことになるんだ、と思いました。

 

魂の導きに抵抗することでしか、城の崩壊を止められないと信じていました。

 

過去に執着し、過去の自分を肯定するための行動しかできませんでした。

 

そうしないと、彼女と出逢ったと言うだけで、これまでの自分が全部消え去るような気がしたんです。

 

ただ、再生が起ころうとしていただけだったのに。

 

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僕を縛っていたもの

現実のどたばたの中で、時に彼女の姿が心に浮かぶと、あまりの苦しさから、瞬時に打ち消していました。

 

考えてはいけない、と自分を押し込め、目の前に立ちふさがる大きな壁に突進しては傷つき、衝突してはボロボロになる日々。

 

スピリチュアルな知識を持っていたり、自分の感情をコントロールできる知恵があれば、こんなことにはならなかったのでしょうか。

 

いや、そういう嫉妬を感じる自分からは、もう脱皮しました。

 

脱皮するには必要な経験だったんでしょうね。

 

と言うより、脱皮することが必要だったんですね。

 

死にそうになってようやく理解できるなんて、どうしようもないな、と自分で思いますが、これまで抑え込んできた感情を全部噴出させる必要があったんだな、と今なら理解できます。

 

僕を縛っていたものは、僕がこの世で一番大嫌いな『責任』でした。

 

自由を愛していながら、自由に生きる自分を縛ろうとしていました。

 

そうしなければ社会を生きて行けないと思っていたから。

 

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彼女が望んでいたこと

本当は自由に生きたいけれど、そうする自信がない自分を誤魔化すために、僕を縛り付ける人々をそばに置き、自由になれない状況を自ら作っていたんですね。

 

でも、彼女と出逢って、自由に生きる僕を、僕と同じくらい望んでいる人がいると、知ってしまいました。

 

彼女は僕が解放されることを望んでいました。

 

それは、自分の都合とか、そういったものではなく、ただ、僕の魂が自由に、自分を幸せにするために生きることを望んでいたんです。

 

その望みは、僕の魂の望みでもありました。

 

でも、それを叶えたいと思った瞬間に、雪で造られた城が解け始めたんです。

 

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崩れていく僕の現実

彼女と連絡を取ることを封印しても、無駄でした。

 

雪でできた城の崩壊を止めることは不可能でした。

 

彼女は時々、返信する余裕もない僕にメッセージを送ってくれていました。

 

見ていないフリをしながら、僕はそれを読んでいました。

 

そして読むたびに、雪像がどんどん溶けて行くような現実が起こるので、もう二度と読まないと決意するのですが、彼女の身にも、たくさんの災害が起こっていると知ると、いてもたってもいられないような気持ちになって、

 

そちらに気が向くと、僕の現実がまた崩れ落ちて行くんです。

 

彼女を封印し始めた僕に対して、彼女は「恋心を手放して本当の愛にしなきゃいけない時が来たんだよね」と言いました。

 

僕は単に逃げただけなのに、彼女が表現するとそうなるのか、と思いつつ、でも良く考えるとそういうことなのか?と、いつもその言葉が心に引っかかって、でも自信がなくて、もやもやもやもや…。

 

僕の場合は、僕が彼女と接触するのを避けている間にも、仕事の関係で顔を合せる機会がありましたが、彼女の目を見ることができなくて、いつも避けていました。

 

崩壊していく現実を食い止めるだけで一ミリの余裕もなかったんです。

 

彼女の目を見ると、向き合わなければいけない現実と直面するような気持ちになって、怖かったんです。

 

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嫉妬心の大噴火

そんなどうしようもない闇の中に迷い込んでいた僕のもとに、彼女から衝撃的な報告メールが来ます。

 

離婚した、という報告でした。

 

その時、僕の中に、わけがわからなくなるほどたくさんの感情がいっぺんに噴出してきました。

 

既婚者同士という関係性が、僕の感情をどれだけ自制させていたのかを理解しました。

 

鎖の片方が外されて、僕の中から喜びやら感動やら嫉妬やら怒りやら、もう吉凶混合の大混乱が巻き起こりました。

 

単純に嬉しいという気持ちは一瞬でかき消され、俺だって全部放り投げてそうしたいよ!なんでそんな生き方ができるんだよ!という怒りが…。

 

何なんでしょうか、男のプライドというくだらない競争心でしょうか。

 

僕がやりたくてもできないことを軽々とやってのける彼女に、憧れを越えて、嫉妬心が大噴火しました。

 

感情の大噴出はその後数か月に及んで、僕の異常な怒りを察知した彼女からは、ついに連絡が来ることもなくなりました。

 

返信しなかったのに、それでも時々メールをくれていた彼女が、どれだけ自分の支えになっていたのかを知りました。

 

連絡が途絶えてから、僕は鬱状態になってしまったんです。

 

彼女に心が向くと現実が壊れ、彼女が僕の現実からいなくなると僕の心は壊れてしまいました。

 

じゃあどうすれば良いの?彼女みたいに生きれば良いの?わかってるよ、でもどうしてもそんなことできるとは思えない、俺にはできない、誤魔化すぐらいしかできない…、と、

 

またもやもや病が再発して、今思うと、不眠症気味になっていました。

 

どうして良いかわからず、誰でも良いから、もう無理だから、もう死にそうだから、もう助けてください、と心の中で叫んでいました。

 

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再会した後の彼女と僕

そうしているうち、瀕死の僕のもとに、彼女と一緒に長期で仕事をする機会が訪れたんです。

 

サイレント期間の終了は男性から連絡が来ること、と巷では思われているようですが、僕の場合はそんなものではなく、自分ではどうしようもできなくなって、死にそうになって、神様に頼るしかなくなった時、助けてって思ったら本当に助けてもらえた、という感じでした。

 

人生って不思議だなって、思います。

 

彼女と再会した後も、僕はぼろぼろの鬱状態でした。

 

でも、徐々に元気になりつつある自分を感じないわけにはいきませんでした。

 

彼女は怒っていました。

 

挨拶しても、しれっとかわされて、「こんな俺じゃ相手にされなくてもしょうがない」と、僕は片思いの中学生みたいになっていました。

 

彼女の靴音や話し声が聞こえると、ご主人様の帰りを心待ちにしている犬みたいに反応して、無意味に廊下に出て携帯をいじっている変な人になっていました。

 

それでも、数か月経つうちに、どんどん元気が取り戻されて来て、周囲の男性陣に威嚇したくなるくらいまで活力が戻ってきたころ、僕の中に、彼女との繋がりを復活させたいという想いがふつふつと沸騰してきました。

 

どうすれば良いのかわからない、彼女と仲直りしたい、でも行動できない…。なぜなら僕の状況はまだ相変わらず混沌とした状態のままだから…。

 

目で訴えるくらいしかできない僕に、彼女は気づいているようでした。

 

僕は、彼女から連絡がほしかった。

 

何でも良いから、僕に彼女の言葉をかけてもらいたかった。

 

彼女がまだ僕のことを忘れていない、という証がほしかった。

 

どうしたら良いかわからず、また無意識で「もう助けてください」と祈っていました。

 

そうしたら、また助けがやってきて、僕の中に愛と光が生まれ始めたんです。

 

今では、前は絶対無理だと思っていたことも、乗り越えられるんじゃないかと思えるように成長しました。

 

永遠に変わることがないと諦めていた状況も、いつしか変化していました。

 

これからは、自分を幸せにするために生きようと、心から想えるようになりました。

 

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辿り着いた1つの答え

「彼女を幸せにするためにはこんな俺じゃだめだ」と、自分を否定して頑張る必要などありませんでした。

 

そのことに気づくのに、一体どれだけの時間を費やしたんでしょう。

 

僕の拘りを外せば、周囲に張り巡らされていた蜘蛛の糸も取り去られ、自分を苦しめている原因だと思っていた人々も、それぞれの幸せに向かって歩きだせるんだと知りました。

 

自分を幸せにするために生きることが、彼女を幸せにすることであり、僕が幸せになることが、周囲の人々を解放する唯一の答えでした。

 

否定しても、逃げても、愛は消せません。

 

消えないという事実から逃げることはできませんでした。

 

ツインレイという言葉を知っていても、知らなくても、そこに変わりはありません。

 

僕は、愛と光が溢れる春の時代に向かって生きることを選びました。

 

闇に迷い込んでいる男性を救い出せるのは、女性が発する光だけです。

 

どうか、救いとなる光を与えてやってください。

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